クロスバイクでも長距離ライドを楽しもうよ!!【準備編】

いわゆる「ママチャリ」しか乗ったことがない人が、クロスバイクに乗ると驚くのがその軽さです。

クロスバイク自体の軽さもありますが、ペダルを回したときに前に進む感覚がママチャリとは別次元のように感じるでしょう。

そこがクロスバイクの魅力でもあります。

ただの移動手段としての自転車から、走る楽しみへと変わる瞬間です。

そうなると、週末になったらちょっと遠出してみたくなりますよね。

それが「長距離ライド」です。

でも、普段運動したことがない人がいきなり何十キロも走れるのか不安になると思います。

そこで、今回はクロスバイク初心者でも楽しく長距離ライドをできるコツを紹介したいと思います。

クロスバイクではどのくらいの距離を走ることが出来るのか?

ママチャリよりもずっと軽量なクロスバイク。

天気のよい週末ともなれば、自慢のクロスバイクで長距離を走りたくなってくると思います。

でも、クロスバイクでどのくらいの距離(時間)走れるのか疑問に思う人もいると思います。

では、クロスバイクではどのくらいの距離を走れるのでしょうか?

その答えは

「その人の体力にもよる」

となります。

そういってしまえばこの記事も終了になってしまいますね。

ある程度走り慣れた人であれば、1日に100㎞位は十分走ることが出来ます。

でも、初心者の方がいきなり100㎞も走ったら体を痛めてしまう可能性があります。

そうならないためにも、まずは準備からしっかりとしていく必要がありますので、まずは準備からコツを紹介していきたいと思います。

クロスバイクで長距離ライドするための準備編

快適な長距離ライドを楽しむためには、まずは前日の準備から始める必要があります。

計画

長距離ライドを楽しむためには、まずは計画が重要です。

計画とは

  • どのくらいの距離を走るのか?
  • どのコースを走るのか?
  • どこで休憩を取るのか?

という物ですね。

思い付きで気の向くままに長距離ライドというのも楽しいですが、車でドライフ゛とは違い、自分自身が動けなくなってしまうと帰れなくなってしまいます。

初めての長距離ライドですごい大変な経験をすると、ライド自体が楽しくなくなってしまいますので、この計画を立てるということは非常に重要になります。

どのくらいの距離を走るのか?

計画として一番重要なのが、どのくらいの距離を走るのか?ということです。

クロスバイク初心者の方がどれくらいの距離を走れるのかは、性別や年齢、今までの運動経験なども影響します。

ですので、一概に○○キロまでOK!!とは言い切れません。

ですが、運動経験のない人でも無理なく走り切れる距離は「片道10キロ」が目安になると思います。

ただし、体力に自信がないという方は片道5キロとか無理なく走れる距離を選んでくださいね。

くれぐれもいきなり「100キロ走るんだ!!」という無謀な計画は立てないようにしましょう。

どのコースを走るのか?

次にどのコースを走るのかを決めます。

このコース選びも非常に重要になります。

初心者の方がいきなり激坂のあるような峠道を選んでしまうと、間違いなく途中で挫折します。

ですので、最初は出来る限り登りの少ないフラットなコースを選びましょう。

また、コースを選ぶポイントとして、自宅を中心にぐるっと1周するコースがお勧めです。

なぜなら、もし途中で辛くなってきた場合、自宅を中心にしたコースであれば、どこからでも最短距離で自宅に帰ってくることが出来ます。

もし、自宅からどんどん離れていくコースを選んだ場合、一番遠くで辛くなっても、再び同じ距離だけ帰ってくる必要があります。

これは体力的にも、精神的にも結構大変です。

長距離走ることに慣れてきたら、1周の距離を少しずつ伸ばしていき、ある程度自分の体力が把握できたところで、今度は自宅から離れていく方向でコースを選ぶといいでしょう。

クロスバイクでライドをしていると、車で走っていた時には気が付かない道が見つかることもあります。

そういう道を見かけたら、ちょっと冒険してみるのもいいですし、次回はその道を選んでコースを決めるのも楽しみになると思います。

どこで休憩を取るのか?

長距離ライドの楽しみは、何と言っても途中の休憩です。

例えばライドのコースの途中にあるスィーツのお店をチェックしておき、休憩も兼ねてスィーツを食べるとか、ランチを楽しむというのも長距離ライドの楽しみ方のひとつです。

これは実際に競技として練習している人でも、行先をランチのおいしいお店に設定し、ランチを食べて帰ってくるということをやっている方もたくさんいます。

そういう楽しみを作るのも、長距離ライドの魅力ではないでしょうか?

また、体力によっては片道10キロでも結構疲れてしまいます。

夏場ともなれば暑さとの戦いにもなります。

途中でムリをせずに休憩を取ることも重要になります。

そんな時に、日陰で休むことが出来る場所をあらかじめ調べておきましょう。

長距離ライドの目的は、競技力を高めるためのものではなく、あくまで楽しむためのものです。

ですので、あくまで自分のペースで走るのが基本ですが、そうはいっても疲れてきます。

そういう時に、あらかじめ休憩ポイントを決めておくことで「あそこまで頑張ろう!!」と目標ができます。

ただ無計画に走るよりは、目標があった方がずっと頑張れます。

しっかりと休憩を取って熱中症や脱水症状の予防だけでなく、精神的にも頑張れるようにコースを選ぶことも重要です。

自転車のメンテナンス

長距離ライドをする前は、必ず自転車の点検をしておきましょう。

慣れた人なら自分で簡単な点検は出来ると思いますが、自身がない人は近所の自転車屋さんかクロスバイクを買ったお店に点検をお願いしましょう。

最低限点検しておきたい部分を紹介します。

タイヤ

タイヤの点検は

  • タイヤに損傷はないか?
  • 適切な空気圧となっているか?

というところを点検します。

タイヤは走行してもしなくても劣化してきます。

タイヤをぐるっと回してみて、表面上にひび割れがないかなどを点検してください。

また、タイヤの空気圧も非常に重要になります。

タイヤには適正な空気圧があります。

それよりも高くても低くてもトラブルの原因になります。

また、空気圧を調整することで、走行が軽くなったり、乗り心地を良くしたりすることが出来ます。

空気圧を上限近くまで高くすれば、走行が軽くなります。

逆に下限近くまで低くすれば、乗り心地が良くなります。

走行の軽さか乗り心地のどちらを優先させるかは、本人の好みにもなります。

私の場合は上限近くまで高くして走行の軽さを優先させますね。

空気を入れるときは出来る限り空気圧を調べてください。

ママチャリなどでは、タイヤを触ってみて感覚で調整することが多いです。

しかし、クロスバイクの場合は規定の空気がつが高い為、感覚だけで調整すると規定値の下限よりずっと低かったとか、逆に高くしすぎてパンクしてしまうというトラブルにもつながります。

特にタイヤの空気圧が低い場合、走行の間隔は体感できるほど変わってきます。

適切な空気圧を維持することはメンテナンスの基本です。

タイヤの空気圧に関しては下記を参照してください。

ブレーキ関係

ブレーキ関係のトラブルは最悪人命にも関わります。

特にクロスバイクはそれなりにスピードが出ますので、スピードが出ている状態でブレーキが利かなくなるということは非常に怖いことです。

ですので、基本はブレーキのメンテナンスはプロに任せた方がいいでしょう。

そのうえで、走行前の点検としてきちんとブレーキが効くかどうかくらいはチェックするようにしましょう。

クロスバイクの多くはVブレーキと呼ばれるブレーキが使われています。

Vブレーキはタイヤ交換の時にブレーキを解放できるようになっています。

ブレーキが解放されている状態になっているのを忘れていて走り出してしまうという事故も決して珍しくありません。

そういうトラブルも走行前のブレーキチェックで確認することが出来ますので、ぜひ忘れないようにしましょう。

携帯品

クロスバイクで長距離ライドをする場合、最低限持って行った方がいいものがありますので、紹介します。

パンク修理キット

長距離ライドで一番トラブルになるのが「パンク」です。

スローパンクと言って徐々に空気が抜けるパンクならいいのですが(よくありませんが)、一気に空気が抜けてしまうとそれ以上走行することは出来ません。

中には空気が抜けた状態で走る人もいますが、間違いなくホイルを痛めますのでやめましょう。

そんな時に役に立つのがパンク修理キットです。

パンク修理キットとしてセットで売っているものもありますし、自分で好みのアイテムを集める方法もあります。

おすすめするのは、自分で好みのアイテムを集める方法です。

なぜならパンク修理キットのほとんどが、チューブの穴をふさぐパッチがセットになっています。

これ、自宅でパンク修理するならいいのですが、長距離ライド中にパッチで修理するのは非常に大変です。

まず、穴が開いている箇所を見つける必要があります。

通常は水の中にチューブを入れて穴が開いている箇所を探しますが、出先でそんなことできませんよね。

出先の場合、てっとり早い方法はチューブごと交換してしまう方法です。

これなら穴が開いている箇所を見つける必要もありませんので、短時間でパンク修理ができますね。

それを踏まえて最低限あると便利なパンク修理用品を紹介します。

1.新品のチューブ


画像引用:Amazon

先ほども紹介しましたが、パッチで修理するよりもチューブを新品に変えてしまった方が圧倒的に楽です。

予備のチューブを1本用意しておきましょう。

2.タイヤレバー


画像引用:Amazon

ホイールからタイヤを外したり、逆にホイールに嵌めるときに使用します。

慣れればタイヤレバーは無くてもできます。

ただし、タイヤレバーを使ってホイールにタイヤをはめるときは、タイヤレバーでチューブを傷つけないように細心の注意が必要です。

3.空気入れ


画像引用:Amazon

携帯用のコンパクトな空気入れです。

ただし、高い空気圧を携帯用の空気入れで入れるのは想像以上に大変です。

おすすめとしては、とりあえず最低限の空気圧まで入れて、走行できる状態にし、近くの自転車屋さんやホームセンターまで行って適正な空気圧まで入れる方法です。

これでかなり楽になりますよ。

パンク修理キットとしては最低限この3つのアイテムがあれば大丈夫でしょう。

給水ボトルもしくはペットボトル


画像引用:Amazon

特に夏場の場合、ちょっと走っただけでかなり汗をかきますので、頻繁に給水することがポイントになります。

クロスバイクであれば、フレームにボトルやペットボトルを入れるための「ボトルゲージ」を取り付けるねじ穴が最初から用意されていることがほとんどです。

ボトルゲージも安い物なら1000円ちょっとで買えますので、ぜひ取り付けましょう。


画像引用:Amazon

注意点としては、ボトルゲージには専用のボトルだけ入れられるものと、ペットボトルも入れられるものがあります。

ペットボトルを持ち歩くという方は、ペットボトル対応の物を選ぶようにしましょう。

ボトルに入れる中身ですが、水でもいいのですが、おすすめは薄めたスポーツドリンクです。

特に夏場はタダの水よりも、電解質も補給できるスポーツドリンクの方が適しています。

ただ、スポーツドリンクのもままだと、甘すぎるとか濃すぎる場合がありますので、ちょっと水で薄めると飲みやすいです。

これは競技レベルでの話ですので、長距離ライドでしたらスポーツドリンクそのものでもいいかもしれません。

クロスバイクによってはボトルゲージを2つ取り付けられるようになっています。

私の場合は、1つは薄めたスポーツドリンク、もう一つは水と入れるものを分けることが多いです。

雨具


画像引用:Amazon

雨具もできれば携帯したほうがいいです。

急な雨の時に便利ですし、春や秋の場合、急激に気温が下がることがあります。

その時に、アウターとして雨具を着ることでかなり保温することが出来ます。

一般的なカッパでもいいですが、コンパクトに畳むことが出来るアウトドア用か、ロードバイク用の雨具もお勧めです。

地図もしくはスマホ

長距離ライドの場合、初めて走る道を選ぶことも少なくありません。

その時に、道に迷ってしまうこともあります。

そういう時は地図で現在位置を調べて正しい経路に復帰する必要があります。

まあ、今はスマホでナビゲーションもできますので、地図単体で持っていくシチュエーションはほとんどないかもしれませんね。

少なくともスマホなどの通信手段は持つようにしてください。

なにか自転車でトラブルに合った時や、事故にあった時に連絡が取れないと非常に困ります。

服装

服装ですが、可能ならサイクルジャージがお勧めです。

ですが、サイクルジャージを着るのに抵抗があるという方が多いと思います。

その場合は、スポーツ用のシャツがお勧めです。

クロスバイクに乗っていると予想以上に汗をかきます。

走行中はそれほど気になりませんが、ちょっと休むという時に服が汗で濡れていると、想像以上にカラダが冷えることがあります。

特に春や秋などはその傾向が多いです。

その時に、スポーツ用のシャツであれば汗がすぐに乾きますので、いつまでも冷たいままということは少なくなります。

上着はスポーツ用のシャツでラフな格好でもいいのですが、下は出来ればサイクルジャージのいわゆる「レーパン」を履くことをお勧めします。

裾の長いズボンの場合、裾がチェーンの油で汚れてしまったり、最悪裾がチェーンに巻き込まれてしまうことがあります。

レーパンであればそういう心配がありません。

また、レーパンにはサドルの部分にパットがあります。

長距離ライドで一番大変なのがおしりの痛みです。

長時間サドルに座っていると、おしりが痛くなってきます。

レーパンのパットはクッションの役割になりますので、おしりの痛みを最小限に抑えることもできます。

ただ、レーパンはちょっと恥ずかしいという場合は、レーパンの上にハーフパンツを履く方法もあります。

これなら明さまに「レーパン履いてます感」が薄れますので、人目もそれほど気にならないでしょう。

装備

ここでは服装以外の装備を紹介します。

ヘルメット

長距離ライドに関わらず、クロスバイクに乗るときは必ずヘルメットをかぶるようにしましょう。

クロスバイクでは普通の人出も25キロは簡単に出せます。

慣れた人であれば30キロから40キロ出すことも可能です。

そのスピードで転倒し、頭をぶつけたらどうなるでしょうか?

説明するまでもありませんよね。

ヘルメットは恥ずかしいって抵抗感がある人もいます。

でも、他人の目ってそんなイメージはありません。

自転車に乗る=ヘルメットをかぶる

というのはごく自然な風景ですので、自分が思っているほど人は何とも思っていません。

参考:クロスバイクにぴったりなヘルメットの選び方(執筆中)

グローブ


画像引用:Amazon

グローブもできれば装着したほうがいいです。

クロスバイクは必然的に前傾姿勢になります。

そうすると手のひらに自然と体重が乗りますので、長距離ライドをしていると手のひらが痛くなることがあります。

グローブには手のひらの部分にパットが仕込まれていますので、手のひらに掛かる圧を分散することが出来、痛みを最小限に抑えることもできます。

汗をかいてくると手が滑りやすくなりますので、滑り止めとしてもグローブは役に立ちます。

また、転倒(落車)したときに反射的に地面に手をついてしまいます。

その時に、グローブをしていると手のひらの保護にもなります。

グローブは安全にも影響するものですので、ぜひ装備としてそろえてみてください。

サングラス(アイウェア)


画像引用:Amazon

クロスバイクに乗るときはサングラスも必需品です。

長時間屋外でライドしていると、紫外線によって目にダメージを受けます。

また、太陽の角度によってはまぶしくて前方を見れないこともあります。

そういう時に、目を保護してくれるのがサングラスです。

自転車の場合は「アイウェア」とも呼ばれていますね。

また、スピードを出して走行している時に、虫が飛んできて目の中に入るというトラブルも決して珍しくありません。

その時にもやはりサングラスをしていると目を保護することが出来ます。

出来れば自転車専用のサングラスがお勧めです。

普通のサングラスやメガネと異なり、風が目に入りにくくなっています。

ある程度のスピードになると、走行風が目に入り目が乾燥してきてしまいます。

特にコンタクトレンズをしている人にとって、目の乾燥は大敵です。

自転車用のサングラスをすることで、走行風がかなり改善されます。

シューズ

自転車に乗るときは少なくとも足のサイズに合ったスニーカーを履きましょう。

サンダルはもってのほかです

まとめ

こうやって文章にすると、準備はちょっと大変かなという印象を持つかもしれませんね。

でも、慣れればなんてことのない作業ばかりです。

快適な長距離ライドを成功させるかどうかは準備に掛かっていると言っても過言ではないかもしれません。

トラブルなく楽しい長距離ライドを楽しみましょう!!

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