クロスバイクで楽にスピードを出すためのペダリングテクニック

クロスバイクに乗ると、軽い車体に細いタイヤの効果もあり、楽にスピードを出すことが出来ます。

しかし、その感動は最初だけ。

慣れてくるとやっぱりきつくなってくるものです。

しかし、ちょっとしたペダリングのテクニックを覚えておくだけで、楽にスピードを出したり、長距離を走れるようになってきます。

今回は、そんなペダリングテクニックを紹介したいと思います。

ムダだらけのペダリング

子供のころ、お父さんと一緒に自転車に乗る練習をしたという人は多いと思います。

でも、自転車に乗るためのコツは教えてもらっても、ペダリングのコツを教えてもらったという人はほとんどいないと思います。

自転車なんてペダルを踏めば前に進みますから、そんなペダリングのテクニックなんて知らなくても走ることが出来ますからね。

でも、そのペダリングはムダだらけなんです。

だから、クロスバイクで速く走ろうとしたり、長距離を走ろうとするとすぐに疲れてしまうんです。

今のペダリングの無駄を取り除き、効率的なペダリングテクニックを身に着けることで、ずっと楽に走ることが出来るようになります。

このペダリングのテクニックは、ロードバイクでレースに出ている人でも正しく理解していないことがあります。

ペダリングテクニックに正解はない

これから効率の良いペダリングテクニックを紹介しますが、ペダリングテクニックに正解はありません。

これから紹介するテクニックも数あるテクニックの中の1つに過ぎません。

その為、人によって内容が違ってくることもあります。

しかし、どのテクニックでも共通していることは「ペダルを踏む時間を延ばす」ということです。

今回紹介するペダリングテクニックも主に「ペダルを踏む時間を延ばす」という点を重要視したものになります。

 

ペダルを踏む時間を延ばすとは?

特別に意識せずにペダリングを行うと、一般的にペダリングの効率は20%ほどだと言われています。

ペダル(正確にはクランクですが、ここではペダルと表現します)は、360度回転します。

しかし、推進する力となるのは、時計でいう0時から6時の間だけです。

6時から0時は上方向にペダルが回りますので、推進力にはできません。

推進力にできるのは360度の中の180度、つまり50%です。

一番力が入れやすいのは3時の場所です。

普通の人が無意識にペダリングする場合、3時から5時の間しか力を入れていません。

つまり、360度のうち約20%ほどしか推進力として使っていないという事になります。

ペダルは両足についていますので、交互に推進する力が生まれます。

しかし、片足で20%しか推進する力に使っていませんので、推進していない時間が発生します。

その時間は慣性で前に進みますが、正確には減速することになります。

ペダリングで力を入れている時間は前に進み、力を入れていない時間は減速します。

つまり、常に加速と減速をくり返すことになります。

ママチャリの場合、車体が重かったり、駆動系の摩擦抵抗が高いことから減速量が多くなりますが、クロスバイクの場合は車体も軽く、駆動系の摩擦抵抗も低いので減速量が少なくなり、ママチャリよりも早く楽に走ることが出来るわけですね。

ということは、減速する時間を極限まで減らし、常に一定のスピードを走るもしくは加速していくようにすればより速く楽に走ることが出来るということです。

 

ペダリングのコツとは?

先ほども紹介しましたが、多くの人は3時から5時の間でしかペダルを踏んでいません。

そこで、もっと早く、1時からペダルを踏むようにします。

1時の場所からペダルを踏み始めることで、加速をしていない時間を極力減らすわけです。

イメージとしては、0時の場所(上死点と言います)からペダルを前方に押し出すイメージでペダルを動かします。

0時からは慣性でペダルが動きますので、その慣性を補助するイメージですね。

あまり強く力を入れると、ペダルとシューズが滑ってしまいますので注意しましょう。

あくまで慣性を補助する程度です。

1時あたりから下方向に力を入れることが出来るようになります。

そのまま下方向に力を入れて、6時まで(下死点といいます)力を入れます。

しかし、実際に力を入れるのは3時までです。

3時からは力を入れ無くても自然と6時までペダルが回ります。

つまり、今までは3時からペダルを踏むイメージでしたが、効率の良いペダリングは1時から踏むイメージですね。

効率の良いペダリングの練習方法

いきなり1時からペダルを踏めと言われても、ちょっと難しいかもしれません。

そこで、効率の良いペダリングテクニックを身に着けるために、ちょっと練習をしましょう。

まず、安全な広い駐車場や自転車専用の道路等に行きます。

もしくは、ママチャリを持っている人は、ママチャリのスタンドを立てて練習してもいいでしょう。

おすすめはママチャリでスタンドを立てて練習する方法ですね。

これならペダリングに集中できますからね。

まず、右足のペダルを0時の場所にします。

左足はペダルから離してください。

0時の場所から前方向に力を入れてみます。

そうすると、ペダルが動き出すと思います。

まずは、この0時の場所からペダルが動き出すという感覚を覚えてください。

次に、0時の場所から3時の場所までペダルを回して、3時のところで足を止めます。

ペダルはそのまま慣性で動くと思いますが、気にせずに3時のことろで止めてください。

最初はなかなか狙ったところで足が止まらないと思います。

しかし、何度もやっていく中で3時のところでピタッと足を止められるようになると思います。

最初はゆっくりとペダルを回し、徐々にペダルを回すスピードを速くしてみましょう。

0時の場所から力を入れ始め、3時のところで一番力が入る感覚が分かると思います。

次に3時のところで足を止めずに、6時のところまで回してみましょう。

6時のことろでも足は止めます。

6時のところで足を止めるためには、その手前で力を徐々に抜いていく必要があります。

しかし、力を抜いても、ペダルは力ず良く回り続けているのが分かると思います。

それは、足が重力によって下に下がる力が加わっている為です。

つまり、3時から6時までは力を入れなくても、重力を使ってペダリングすることが出来ます。

ここまでできたら今度は左足で同じように練習します。

 

まとめ

今回紹介したペダリングテクニックを身に着けることで、今まで加速と減速をくり返していたペダリングに比べると、はるかに効率的にペダリングできるようになります。

今回はペダリングにスポットを当ててみましたが、身体の使い方やポジションも効率的なペダリングに影響しますので、そちらも紹介していきたいと思います。

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